宮島には『恋人の聖地』と呼ばれるデートスポットがあるのを知っていますか?
まだまだ知名度は低いようですが、実は意外とこのデートコースが恋愛成就を強力に後押ししてくれる内容となっています。
そんな訳で、今回紹介するのは2人の距離を縮めるための宮島のデートのモデルコースを紹介していきたいと思います。
もちろん、『2人の距離を縮めるための』って言うのがポイントです!!
完全に独断と偏見で書いた記事ですが、仲の良い友達から恋に発展しないという微妙な関係の2人は是非とも参考にしてみてください。
『その恋、成就させて見せましょう(笑)』
目指すは弥山
現在進行形のカップルだと、普通に宮島を訪れて厳島神社に参拝し、あなごめしを食べて帰るだけでも、きっと楽しいデートになると思います。
関連記事⇒宮島でお茶やランチをするならココ!!おすすめのカフェ4選!!
ただ、もうちょっと2人の距離を縮めたいとなると、ひと工夫が必要です。
そんな時に目指すべきなのが弥山の山頂付近にある霊火堂。
弘法大師が灯してから一度も消えることなく燃え続けていると言われる『消えずの火』がある場所です。
恋の炎も消えないようにという意味で『恋人の聖地』と認定されています。
正直、この辺りは無理矢理ような気もしますが(笑)、ここにたどり着くまでに2人の距離を近づけるための要素は沢山あります。
これらを利用して、あと一押しが必要なカップルは恋愛成就を目指しましょう。
恋愛成就のポイント
宮島は厳島神社周辺におしゃれなカフェがあり、ゆっくりできる千畳閣があり、みやじマリンがありと、2人で遊ぶスポットには事欠きません。
じゃあ、何故わざわざ弥山に登る必要があるのか?
それは、2人の距離を縮めるポイントが沢山あるからなんですね。
そのポイントとはこんな感じ。
- 恋人の距離
- 恋の吊り橋効果
- 共同作業と告白アシスト
- 目標達成
今回は何気に恋愛心理学の本も参考にしてみました(笑)。
それでは早速いってみましょう。
恋人の距離
もみじ谷のロープウェイ乗り場に到着。
ここでチケットを買ってロープウェイで弥山に登ります。
少しでもお得にロープウェイに乗りたいという人は下記の記事で紹介している割引券がおすすめです。
関連記事⇒広島県民も知らない!!宮島観光に使える割引サービスを試してみた!!
ロープウェイは1度乗り換えをする必要があるのですが、実は最初に乗るロープウェイは結構な小型です。
なので、平日で人が少ない時は2人っきりの空間になりますし、逆に混雑している時は相席になるのでかなりぎゅうぎゅうで乗る事になります。
これがまず1つめのポイント。
何人かでロープウェイに乗る場合は、相手のパーソナルスペースに自然と入ることができるという利点があります。
簡単に言うと、普通なら恋人やかなり親しい人でないと入れない距離に入れるという事ですね。
この時、人間の脳は親しい人だからこの距離感にいるのか、この距離感にいるから親しい人なのかが理解できなくなるそうです。
つまり、好きだから近くにいるのではなく、近くにいるから好きだと錯覚を起こす訳です。
元々、脈がない人だったら普通に嫌悪感があるだけですが、好きな人であれば距離が近づくのは嬉しいものですよね。
恋の吊り橋効果
1つ目のロープウェイから2つめのロープウェイに乗り換えると、今度は瀬戸内海を眺めながらの横移動になります。
この2つめのロープウェイは高さもあって、乗っていると結構ドキドキします。
すると、心理学でいうところの恋の吊り橋効果というのが期待できます。
これは簡単に言うと、人はドキドキする体験をすると、一緒にいた人に恋愛感情を抱きやすいというものです。
一緒にジェットコースターに乗ったり、お化け屋敷に入った異性と急に仲良くなったという経験はありませんか?
こういったケースにも吊り橋効果が表れると言われているのですが、自分が体験にドキドキしているのか、一緒にいる人に対してドキドキしているのかが判断できなくなるそうです。
あくまで実践の結果なので、実際にはどれだけ効果があるのかは分かりませんが、ちょっと面白い効果ですよね。
ハート入りのもみじ饅頭
そして獅子岩駅に着くと、ここで強力なイベントが待っています。
それは恋人の火とハートインもみじの手作り体験。
まずは獅子岩駅の2階に上がり、ハートインもみじの手焼き体験を申し込みましょう。
すると、もみじ饅頭の手焼き体験ができます。
しかも、出来上がるのはただのもみじ饅頭ではありません。
ハート型のあんこの入ったハート型のもみじ饅頭です。
これを2人できゃっきゃ言いながら作るのが意外と楽しいんです。
ハート入りのもみじ饅頭はここでしか作れない限定品。
市販はされていないので、絶対に写メにとって残しておきたくなりますよね?
そうすると、好きな人のスマホにあなたとの思い出の写メが1枚増えることになります。
関連記事⇒宮島でデートするなら弥山のもみじ饅頭手焼き体験が熱い!!
そして、もみじ饅頭の手焼き工房の横にある『誓いの火』。
これは左右にあるボタンを2人が押すと火が灯る仕組みになっているのですが、その横には2人の背中を押してくれる、こんなミッションがあります。
『お互いの思いをいっきに告白しませんか?』という、何ともナイスなアシストパス。
『プロポーズしなさい』、『告白しなさい』ということですね。
そして、それでもなかなか言い出せない人のために、
『チャンスは1度きり、ぐずぐずしていると「誓いの火」は瞬く間に消えてしまいます。』と、しっかり背中を押すことも忘れていません。
この煽りは意外と自分を奮い立たせてくれる奴です(笑)
ただ、何の計画もなしに焦って告白してはダメ。
『告白とは9割の両思いを10割にするためのもの』という名言があるように、告白はあくまでもダメ押し。
ここに来るまでに2人の距離をしっかりと縮めておくようにしましょうね。
まあ、フラれてばかり(過去7戦全敗)の僕が言うのも何ですが・・・。
最終目的
告白が成功したら2人で最終目的地である霊火堂を目指します。
関連記事⇒宮島弥山の霊火堂~展望台までのパワースポット巡り!!
ここからは霊火堂までは15分程度歩く必要があり、山を登るので意外と体力も使います。
ただ、ここがあなたの器の大きさの見せ所。
常に相手の事を気にかけ、相手が疲れていたら、手を繋いで霊火堂を目指しましょう。
この、ちょっと辛い道のりがある事で、目的地についた時の喜びが大きくなります。
お互いを励まし合って歩いていくうちにやっと霊火堂に到着。
消えずの火で沸かされた白湯を飲んで、ゆっくりしましょう。
そして、霊火堂で販売している守り砂というお守りに2人で願い事を書いて、大切に持っておきましょう。
2人で秘密を共有することでお互いの仲がさらに深まり、願いが叶った時には、また2人で宮島を訪れることが出来ます。
これも2人で普段とは違う会話をするための、いいきっかけになりますよね?
ここからもう少し歩いて、山頂の展望台に着く頃には、2人の距離は大幅に縮まっているはずです。
帰りも少し大変ですが、この頃になると自然と手を繋げる関係になっているハズ?です。
そして、もし時間があれば、ゆっくり食事をして夜の宮島を散歩してみましょう。
夜の宮島も素敵な世界が広がっていておすすめですよ。