宮島にカップルで行くと別れるという伝説の真偽!!
『宮島にカップルで行くと別れるんだよ( ・`ω・´)キリッ』
という噂を聞くことがあります。
その理由は、宮島の厳島神社に祀られている神様が女性の神様だから、カップルを見ると、やきもちを妬いて別れさせるというもの。
厳島神社で挙式をするカップルが沢山いる中で、ちょっと『・・・?』な理由ではありますが、宮島に限らず、各所の観光地にこういった噂や伝説が伝わっている事が多いですね。
厳島神社の御祭神
確かに、厳島神社に祀られているのは
市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)
田心姫命 (たごりひめのみこと)
湍津姫命 (たぎつひめのみこと)
の三神で、宗像三女神と呼ばれている事からも分かるように3人の女性の神様です。
宮島にカップルで行くと別れるというのは、この三女神がカップルを見ると嫉妬して別れさせるというというのが理由らしいです。
ただ、結婚式(挙式)をあげる場所として、キャンセル待ちも出るほどの厳島神社にこの噂はちょっと当てはまりませんよね?
現に弥山にある消えずの火で有名な霊火堂は『恋人の聖地』として、沢山のカップルが訪れています。
さらに、ロープウェイの獅子岩駅では、ハート型をあしらったもみじ饅頭が作れる、恋愛成就を応援してくれるような取り組みまで行なわれています。
宮島はカップルで行ったら別れるどころか、今では恋愛をサポートし、カップルの誕生を後押ししてくれるような雰囲気があります。
おしゃれなカフェも増えて、デートにはもってこいの場所になっている事を考えると、別れるよりも誕生するカップルの方が多いのではないかとも思います。
関連記事⇒宮島でお茶やランチをするならココ!!おすすめのカフェ4選!!
本当の理由
では何故、宮島にカップルで行くと別れるという噂が立ったのか?
その原因は女遊びを妻や恋人に隠したい男心にあったようです。
江戸時代、広島城下にあった遊郭を江戸幕府の命令で移転させることになります。
その移転先が、よりによって神域とされていた宮島・・・。
この計画が実行されると宮島の町谷通りには多くの遊郭が並び、江戸時代の中頃になると、宮島は全国でも有数の遊郭街として知られていたようです。
江戸時代には宮島に対する崇敬の念はなくなっていたのか・・・?
『神の島と呼ばれた宮島はどこへ?』といった感じですね。
そして、遊郭街ができたとなると集ってくるのが男性陣。
これはいつの時代も同じです(笑)
伝説誕生の経緯
宮島が全国でも名の知れた遊郭街だったということは、かなりの人数の男性が足を運んでいたハズ。
そうなると、自分の妻や恋人と一緒に宮島に行くのがしんどくなってくるのが男心というものです。
おそらくこんなやりとりがあったのではないかと予想されます。
・・・・まあ、たぶんこんな感じでしょう。
そして女性とは、こういった話を人と共有したいもの。
翌日の井戸端会議で隣の家の奥さんに、
といった感じで、広まっていったようです(笑)。
何の根拠もありませんが、だいたいこんな流れで、宮島にはカップルで行くと別れるという伝説が生まれたのだとされています。
つまり、男性が妻や恋人といる時に遊女と鉢合わせしないための防衛策だったという事ですね(笑)。
このように、宮島にカップルで行くと別れるという伝説は全く根拠のない話なので、カップルの方は弥山にでも登って、思いっきりデートを楽しんでください。
関連記事⇒宮島デートに使えるカップルにおすすめの穴場カフェ牡蠣祝!!

★★この記事が役に立ったらシェア・応援クリックお願いします★★
きりってとこがすごいよかった。
まあ私も使っているけどね(*ノωノ)