昼間は多くの観光客が訪れる宮島。
大鳥居や厳島神社に人が溢れる様子は、とても活気があって、世界遺産に相応しい賑わいをみせています。
そんな賑わいをみせる宮島で、カップルで静かにゆっくりとした時間を過ごす方法。
それは夜に宮島に渡ること。
基本的にあまり夜に宮島に渡る人はいないのですが、夜の宮島は厳島神社などのライトアップもあり、カップルには最高のデートスポットになっています。
夜の宮島は穴場スポット
そんな訳で今回は、あえて混雑する昼間を避け、夜の宮島にフェリーで渡ってみました。
おそらく、夜の宮島の様子というのはガイドブックなどにもあまり取り上げられていないと思います。
今回は、ライトアップされた厳島神社の様子なども写真を使ってご紹介していくので、夜の宮島の魅力が伝われば幸いです。
最初に感想をお伝えしておくと、『夜の宮島は幻想的で本んっっっ当に素晴らしい!!』の一言です。
夜の宮島レポート
19時過ぎに宮島口のフェリー乗り場に到着。
普段は観光客で賑わっている場所がシーンとしているので、この時点でちょっと不思議な感じがします。
夜に宮島に渡る際には、遅い時間まで運行しているJRフェリーを利用しましょう。(この日は宮島からの最終便が22:14でした。)
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昼間だと宮島に渡るための移動手段ですが、夜だとあえて『クルーズ』と呼びたくなるようなワクワク感があります。
もちろん、この時間から宮島に渡る人はほとんどいないので、フェリーはほぼ貸しきり状態。
展望デッキもこの通りガラガラ。
1組だけ宮島に渡るカップルがいましたが、まさにデートに使うにはもってこいの空間です。
そうこうしているうちに宮島の桟橋に到着。
何度も来ている場所ですが、やっぱり夜は全然雰囲気が違いますね。
商店街にも誰も人がおらず、完全に『千と千尋の神隠し』の世界。
空間があまりにも非現実的すぎて、異世界に迷い込んだような感覚になります。
普段は写真を撮る観光客に囲まれる大杓子も、夜は不思議な雰囲気を醸し出しています。
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参道に戻って大鳥居を眺めるとこんな感じ。
厳島神社に続く道が灯篭の明かりに照らされて幻想的な雰囲気です。
ちょっとピンボケになってしまいましたが、大鳥居もしっかりとライトアップされています。
夜の厳島神社は幻想的
ライトアップされた夜の厳島神社の回廊。
普段賑わってる厳島神社が静寂な雰囲気に包まれているのも不思議な感じがします。
厳島神社の横から見上げる五重塔もライトアップされて神秘的なたたずまいです。
もう、何から何までがロマンチックに感じられる夜の宮島。
『じゃあ、何でそんな場所に1人でいるんだ???』
と湧き上がる疑問を振り払う事3分。
厳島神社の撮影ポイント到着です。
人がいないせいもあってか、こちらも幻想的な雰囲気が漂っています。
そして、少し進んだ厳島神社脇の道。
ここは、遥か昔の時代にタイムスリップしたかのような感覚になります。
助さん格さんを連れた水戸光圀が歩いても違和感なくすれ違えそうな雰囲気(笑)。
たぶんこの辺りは、昔の人が見たまんまの景色が残っているんでしょうね。
ここから大鳥居を眺めながら2人の将来を語り合うカップルの後姿が本当に素敵でした。
手を繋いで歩くには絶好の小路。
夜の宮島でのデートは2人の距離をより近づけてくれそうな雰囲気があります。
そんなこんなで、ゆったりとした時間を過ごして、宮島桟橋に到着。
鹿とたわむれた後、最終のフェリーで無事出航です。
まとめ
夜の宮島はほとんどのお店が閉まっていて、本当に静かでゆったりとした時間が流れています。
この日もさしたる目的もなかったのですが、ボーっと海を眺めて気がついたら2時間が経過。
夜の宮島の癒し効果は半端ではありません(笑)。
実は今回、私も夜に宮島に渡ったのは初めてだったのですが、正直、幻想的な雰囲気には感動すら覚えます。
誰もが見逃してしまうデートスポットの穴場を、意外な所で発見です(笑)。
冗談抜きで、カップルの方には夜の宮島は本当におすすめですよ。