安芸高田市の「OutdoorFunキャンプフィールド」は、2020年にオープンした新しいキャンプ場。
山林を切り開いた雰囲気の良いテントサイトでキャンプを楽しむことができます。
広島市内から車で1時間30分くらいなので利便性も抜群。
場内には水遊びができる小川や遊具があるので、小さな子供も退屈せずにキャンプを楽しむことができます。
今回はOutdoorFunキャンプフィールドでキャンプをしてきた様子をお伝えするので参考にしてください。
「OutdoorFunキャンプフィールド」ってどんなキャンプ場?
「OutdoorFunキャンプフィールド」は行政が運営していた「ほととぎす遊園」を民間の会社がリニューアルして運営しているキャンプ場。
大自然の山の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。
2020年にオープンしたばかりなので炊事棟やトイレなどのなどの水回りもきれい。
少人数でゆっくりと過ごしたいという人におすすめのキャンプ場です。
外灯なども少ないので、星空を眺めたり焚き火をぼーっと眺めていたいという人に最適ですね。
逆に、団体でワイワイしたい人には向きません。
公式ページにも下記のように記載があるので、どちらかというと、「自然の中でゆったりとした時間を過ごしたい」という人向けのキャンプ場です。
自然を体感し、純粋にキャンプを楽しんで頂くお客様向けのキャンプ場です。飲んで騒いだりにぎやかに過ごすことが目的の方には多少窮屈に感じると思いますのでおすすめできません。
引用:OutdoorFunキャンプフィールド公式ページ
筆者が行った時も消灯時間(午後10時)になったら明かりや話し声を落として過ごされる方ばかりだったので、とても快適にキャンプを楽しむことができました。
テントサイトは大きく分けて3タイプ
OutdoorFunキャンプフィールドのテントサイトは大きく分けて下記の3つのタイプがあります。
- スタンダードサイト(林間or芝生)
- せせらぎサイト(林間)
- 湖畔サイト
スタンダードサイトの中にはソロサイトもあるので、1人でも気兼ねなくキャンプをすることができます。
それぞれのエリアをさらに詳しく見ていきましょう。
スタンダードサイト
スタンダードサイトは広場になっている芝生エリアと林間エリアの2種類があります。
芝生エリア
芝生エリアは視界が開けていて解放感も抜群。
夜になると星空が一面に広がります。
近くに炊事棟があり、エリアの中には専用の水道と電源がついているサイトもあります
林間エリア
林間エリアは山の斜面の平坦地にテントを張ることができます。
近くには子供が遊べる遊具もあるので子供連れの場合は林間サイトがおすすめです。
区画もテントとタープを張るのに丁度良いくらいの広さ。
きれいに整備されているので林間特有の暗い感じがなく、テントも張りやすいです。
せせらぎサイトの詳細 | |
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料金 | 2,000円~4,600円 |
広さ | 80~100㎡ |
定員 | 6名、テント1張、車1台 |
せせらぎサイト
せせらぎサイトはスタンダードサイトと同じエリアなのですが、その中で小川(沢)のすぐ真横にテントを張ることができます。
水の流れる音を聞きながら眠れるという最高の癒しエリア。
小さな子供でも遊べるくらいの沢なので、子供に水遊びをさせたいという人にもいいですね。
林間エリアにあるトイレも新しくてきれいです。
炊事棟も充分な広さがあるので、調理作業に困ることはありません。
せせらぎサイトの詳細 | |
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料金 | 2,200円~4,300円 |
広さ | 80~100㎡ |
定員 | 6名、テント1張、車1台 |
湖畔サイト
そして、OutdoorFunキャンプフィールドの一番の特徴が湖畔サイト。
メインの林間サイトから少し離れた湖の真横にテントを張ることができます。
湖を眺めながらのキャンプということでロケーションは最高。
調理場とトイレもすぐ近くにあるので便利です。
湖畔サイトの詳細 | |
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料金 | 2,500円~4,600円 |
広さ | 80~100㎡ |
定員 | 6名、テント1張、車1台 |
コテージとキャビンも利用できる
OutdoorFunキャンプフィールドにはコテージとキャビンもあります。
コテージとキャビンの違いを超簡単に説明すると、コテージはシャワー付きの宿泊施設。
一方、キャビンはシャワーのない簡易的な宿泊施設(山小屋)という感じです。
どちらも部屋の前のスペースでバーベキューができるので、気軽にアウトドアを楽しみたい人には良いですね。
コテージの詳細 | |
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料金 | 14,000円~11,200円 |
定員 | 5名 |
キャビンの詳細 | |
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料金 | 12,500円~16,700円 |
定員 | 5名 |
現地でのキャンプレポート
という訳で、実際にキャンプをした様子をレポートしていきます。
キャンプ場に着いたらまずは受付を済ませます。
OutdoorFunキャンプフィールドでは、宿泊料金(サイト料)の他に下記の施設使用料がかかります。
施設利用料 | |
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大人 | 650円 |
子供 | 450円 |
そのため、キャンプ利用の場合は「施設利用料×人数+宿泊料金(サイト料)」になります。
受付前のゴミ捨て場の横に自動販売機がありますが、食材を売っている売店のようなものはないので、スーパーなどでしっかりと食材を用意しておきましょう。
受付のすぐ近くにあるトイレとシャワー棟。
スタンダードサイトの芝生エリアを利用する場合はここが最寄りのトイレになります。
今回は運よく湖畔エリアでキャンプができることになったので、受付から少し戻って、湖畔サイトへ向かいます。
湖畔サイトは湖の真横で、5つの区画が整備されています。
実際にテントを張ってみるとこんな感じ
控えめに言っても、めっちゃ良い感じですw
車も真横に止められるので準備も楽ちん。
湖を眺めながら仕事をするという、ノマドな使い方もできます。
湖畔エリアにも専用のトイレと炊事棟があるのも嬉しいポイント。
お湯も使えるようになっているので、洗い物の際に便利です。
湖畔エリアは外灯がないので、夜になれば辺りは真っ暗。
焚き火をしながら満天の星空を眺めるという最高の贅沢ができました。
近くにある2つの天然温泉が便利
OutdoorFunキャンプフィールドの近くには、
という2つの温泉があります。
神楽門前湯治村までは10分程度。
たかみや湯の森は15分くらいで着きます。
どちらも天然温泉で露天風呂があるので、入浴は温泉を利用するのがおすすめです。
ただ、その際はキャンプ場の入口が午後9時15分~翌日午前8時まで閉鎖されてしまうので、早めの時間帯で利用ようにしましょう。
まとめ
今回は安芸高田市にあるキャンプ場「OutdoorFunキャンプフィールド」を紹介しました。
自然の中でゆっくりできるおすすめのキャンプ場なので、ぜひ訪れてみてください。
【施設の詳細】