趣味と実益を兼ねた遊び『潮干狩り』。
だんだん暖かくなってきて今年も遂にこの時期がやってきました。
潮干狩りと言っても広島の浜には漁業権があり、好きな場所で自由に貝を掘るわけにはいきません。
そんな中で、無料で潮干狩りができるスポットと言えば宮島。
宮島で潮干狩りができるということはあまり知られていないようなので、今回は宮島での潮干狩りの様子や、潮干狩りのできる時期や持ち物、服装についても紹介していきたいと思います。
潮干狩りの時期は?
潮干狩りの時期はいつなのかなと思って調べてみたのですが、あさりは基本的に1年中獲れるので、潮干狩りも時期に関係なく1年中出来ます。
ただ、冬場や春先などの水温が低い時期に潮干狩りをするのはかなり過酷なので、時期的には春~夏にかけて潮干狩りをする人で盛り上がります。
春が一番潮が引きやすのでそれも理由の1つです。
なので、潮干狩りに適している時期は4月~7月。
広島の宮島でもだいたいこの時期に潮干狩りをしている人をたくさん見かけます。
潮干狩りに必須の持ち物
潮干狩りに行く際には準備を万全にしておかないと、後々不便な思いをすることになります。
宮島の場合はトイレや足洗い場があるのであまり心配はありませんが、それ以外の場所に行く時はペットボトルやポリタンクに水を入れて用意しておくことをおすすめします。
必須の持ち物と言えば
- 熊手
- 掘った貝を入れる網やザル
- 貝を持ち帰るようのバケツやクーラー
という王道の3点。
熊手は隙間が狭くて掘った時に貝が挟まるものや、スコップのように砂ごと掻き出せるものがおすすめです。
その他にも
- ゴム手袋
- タオル(数枚)
- ウエットティッシュ
- レジャーシート
- ペットボトルに入れた水(手足洗い用)
- 絆創膏
- ビニール袋(濡れたものを入れる用)
- 着替え
も用意しておくようにしましょう。
ゴム手袋は手を切ったりしないために用意しておいた方が安心ですし、レジャーシートはちょっと腰を下ろしたい時や荷物を置いておく時に便利です。
これらの用具は全部100円ショップで揃います。
どんな服装がおすすめ
潮干狩りに行く時の服装は時期にもよりますが、短パンと半袖のTシャツ+帽子がおすすめ。
日焼けをしたくない場合は長袖のTシャツでもいいですが、貝を掘るのは意外と体力を消耗するので夏場は涼しい格好の方がいいですね。
子供がいる場合は必ずと言っていいほどお尻が濡れてしまうので、2着分くらい着替えを持って行ってもいいかもしれません。
そして履物に関しては、荷物にもならないし、濡れても問題がないという意味で長靴よりはサンダルがおすすめです。
その際も、ビーチサンダルだと足が砂に埋まってしまった時に脱げてしまう事もあるので、足首などを固定できるものがいいかもしれません。
クロックスなんかでもいいですね。
雨が降りそうな時にはカッパを用意することも忘れないようにしましょう。
宮島で潮干狩りをする時に注意すること
宮島は無料で潮干狩りができる広島でも有名なスポット。
毎年、春になると多くの潮干狩り客で盛り上がります。
この浜辺が主な潮干狩りスポットになるのですが、1つだけ気をつけなければいけない事があります。
それは厳島神社の境内では潮干狩りをしてはいけないという事。
大鳥居の左右に垣があるのが分かると思いますが、これより内側は厳島神社の境内という事になるので、ここでは潮干狩りをしないようにしましょう。
ちなみに宮島の対岸にある地御前は潮干狩りが禁止されています。
昔は黙認されていた時期もあるようで、今でも潮干狩りができると思っている方がいらっしゃいますが、地御前は潮干狩りが禁止なので注意しましょう。
潮干狩りレポート
ここからは実際に宮島へ潮干狩りに行った時の様子。
大潮の日であいにくの天気だったのですが、それでもかなり潮干狩りをする人がいる事が分かります。
干潮の2時間前に宮島に到着。
装備を整えていざ出陣です。
いい笑顔ですよね~。
いつもクールな顔をして無理難題を吹っかけてくる仕事中の姿とはまるで別人です・・・。
そして、好感度アップを狙って子供に近づいていくあたりも流石。
これは子供がかわいいからじゃないんですよ~。
子供と一緒にいると好感度が上がるという事を知っているからなんですよ~。
あさりはどれくらい取れた?宮島で潮干狩りをした結果
この後、雨が降り出したこともあり潮干狩りを途中で中断。
そのまま雨が止まなかったので今回の潮干狩りはちょっと寂しい結果となってしまいました。
2時間で掘った貝はこんな感じです。
『天気が良くて時間があったらもっとやりたかった~』とがんちゃん。
潮干狩りは貝を掘っている時間は無心になれて、子供連れでも結構楽しめます。
ちなみに、地元の人から教えてもらった情報によると、黒いあさりが天然もの?のあさりとの事。
短時間でかなりの量のあさりを掘っている玄人の人もいたので、コツさえ掴めばもっともっと獲れそうです。
広島で無料で潮干狩りをしようと思ったら宮島がおすすめですよ。