夏の風物詩と言えばやっぱり花火ですよね♪
空に向って光を放ちながら上昇し、夜空で一気に大輪の花を咲かせる…
様々な色や形の花火を見ながら、夏を直に感じるっていいものです♪
ということで、今回は広島市内からも比較的近く、花火も見やすい2019年の宇品花火大会の紹介です。
※正式には『広島みなと夢花火大会』という名称ですが、地元では「宇品の花火大会」と呼ばれます。
広島市内で花火を間近に見られる貴重な花火大会なので、今年はぜひ現地で鑑賞してみてください。
詳細は公式サイトで→広島みなと夢花火大会
2019年の広島みなと夢花火大会(宇品花火大会)の概要
宇品花火大会は打上数が1万発と多いことと、広島市内から電車やバスで比較的時間をかけずに行けることで人気の花火大会。
また、子供が大好きなキャラクター花火のような遊び心のあるものから、本格的なものまで次々に打ち上げられるので子供から大人まで楽しめる花火大会です。
開催日:2019年7月27日(土)
場所:広島港1万トンバース(広島市南区宇品海岸3丁目)
時間:20時00分~21時00分
打上場所:広島港1万トンバース沖
打上数:約1万発
という訳で、早速気になる花火鑑賞の穴場スポットを紹介していきます。
ここから花火が見れる!隠れた穴場スポットを紹介♪
宇品花火大会は、基本的に広島市内の色々な場所から見ることができる、比較的見やすい花火大会です。
そのため、宇品海岸まで行かなくても花火が見れる穴場スポットが沢山あります。
吉島や江波などからも見ることができ、その中でも吉島の中工場は特におすすめのスポットです。
個人的におすすめできる穴場を紹介していくので参考にしてみてください。
吉島のゴミ処理場(中工場)は1番の穴場
吉島にあるゴミ処理場は花火打ち上げ場所から少し距離はありますが、トイレもあり、子供連れでも安心して花火を楽しむことができます。
ゴミ処理場と聞くとあまり良いイメージを持たないかもしれませんが、この吉島の中工場は言われなければゴミ処理場と分からないくらいおしゃれな建物。
敷地内の護岸が綺麗に整備されて芝生が植えられているので、普段は釣りの穴場スポットとして釣り人の姿も見ることができます。
ここならゆっくりと芝生に腰を下ろして花火を楽しめるので、子供連れやカップルにおすすめです。
最近はこのゴミ処理場(中工場)で花火を見る人も増えてきたようですが、それでもまだまだ快適に花火が見られる穴場スポットです。
台数は少ないですが駐車場や駐輪場があり、近くにコンビニもあります。
花火が間近で見れる訳ではないですが、距離もそれほど離れていないので丁度いい位置で見れる感じ。
護岸に座れば楽に花火が見れるので、吉島のゴミ工場(中工場)は宇品花火大会で1番の穴場おすすめスポットです。
↑宇品の花火の打ち上げ方面を見るとこんな感じです↑
吉島のボートパークも人が少ない穴場
吉島にあるボートパークも比較的人が少なくておすすめの穴場です。
ボートパークの近くの護岸が遊歩道のようになっているのですが、ココに座れば正面に花火を見ることができます。
宇品方面を眺めるとこんな感じ。
遮るものがないので少し離れた丁度いい場所から、真正面で花火を見ることができます。
ちょっと遠いけど竜王公園なら雰囲気も◎
竜王公園は広島市西区にあるテニスコートや野球場などがある公園。
詳細⇒竜王公園
広島市内を見渡すことができ、夜景も綺麗なのでデートスポットとしても有名です。
打ち上げ場所の宇品まで少し距離はありますが、広島の夜景と合わせてとてもきれいに花火が見えるおすすめのスポットです。
さらに、宇品花火大会の当日には『夏祭り』が行われ、様々なイベントや屋台も登場します。
ごみごみした会場で花火を見上げるよりも、少し離れてもいいのでゆったりと見たいという人にはもってこいのスポットです。
地元の人に加えて、普段からデートスポットとしても人気の場所なので、花火大会当日はカップルも沢山います。
竜王公園に行くには車で行くことになるのですが、当日は臨時駐車場も設けられるので、少し早めに到着するようにすれば大きな渋滞にも巻き込まれません。
マリーナホップなら距離はあるけどゆったり見られる
はっきり言って花火大会の打ち上げ場所まで、かなり距離があるので大きく花火は見えません。
ただ、人は少ないので渋滞や周囲の人を気にすることなく、ゆったりと花火を見ることができます。
マリーナホップは買い物だけでなく小さな遊園地や食事ができる場所があるので、どちらかというと子供連れの家族向けスポット。
買い物や食事のついでにちょっと花火を見てみようという感じの場合にはいい場所だと思います。
トイレや駐車場の心配もないので、お子さん連れの場合におすすめのスポットです。
関連記事⇒渋滞を回避してマリーナホップから宮島に渡る裏技!!
混雑覚悟でグランドプリンスホテル広島周辺
グランドプリンスホテルに通じる道は車両通行止めになるのですが、バスがホテルまで運行しているのでホテル周辺から花火をみるのもいいと思います。
ただ、その際は帰りのバスの時間などに注意が必要です。
ホテルやレストランの予約が取れれば一番いいのですが、周辺からでも場所によってはベストな位置で花火を見ることができます。
車が使えないのが唯一の難点ですね。
僕は花火大会当日のプリンスホテル周辺には行ったことがないのですが、ここが一番の穴場だと言う声も結構多いです。
ゆめタウン広島の屋上駐車場
ゆめタウン広島では、屋上駐車場から花火がよく見えます。
しかも、トイレや飲食に困らないので小さな子供がいても安心です。
ただ、みんなそこを狙って来たりするので、早めに行くのがベストです!
御幸橋遊歩道
御幸橋遊歩道は少し遠くからとなりますが、人も少なく花火も比較的よく見えます。
混雑を回避してのんびり歩きながら花火を見たいという人におすすめです。
以上、ココまでが宇品花火大会の穴場スポットの紹介です。
穴場スポットのおすすめ度を簡単にまとめるとこんな感じです。
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会場近くで見る場合
宇品花火大会の打ち上げ場所は広島港1万トンバース沖。
会場となる「宇品波止場公園」は有料観覧席が設置されます。
海に一番近い場所は企業や個人の協賛席で、ベンチ席と桟橋席に分かれています。
その後ろが有料の芝生席。
芝生席は下記の写真のように決められたシートを縦に敷いてスペースを確保するようになっています。
協賛席(有料席)以外で鑑賞する場合は、海岸などの空いたスペースで花火を見ることになります。
交番前の通りは花火の歩行者天国となるので、持ち歩き出来る椅子をもっていると、スペースを確保してなかなかの迫力で見れます。
屋台も沢山出ていて賑わいがあるので、お祭りお雰囲気が好きな人は通りを歩きながら花火をみるのもいいかもしれません。
その反面、観覧者が多いので帰りのラッシュに巻き込まれないように、少し早めに行動しましょう。
花火大会の有料席の料金はいくらかかるの?
花火を見るのはもちろん無料ですが、個人協賛金というものを払えば、人に取られる心配のない有料席を確保できます。
有料席の区分や金額は、下表のとおりです。
今年から1万トンバース席が追加されたので、時間に余裕を持ち、取られる心配のない席で花火を満喫したい方は、事前に申し込んでおくと良いと思います。
有料席エリア以外の立ち見や、突堤に個々で場所を確保して閲覧するのは無料です♪
但し、花火が見やすい場所はベテラン閲覧者の方々がすでに確保していたり、軒並み埋まっているので、早めの確保を心掛けましょう。
宇品花火大会の見どころは?
広島みなと夢花火大会(宇品花火大会)は、海上から放たれる約1万発もの花火の豪快さと煌びやかさが見どころです!
色とりどりの花火が夜空に打ちあがり、ゆっくり消えていく光景は、儚くも心にしっかり残る絵ではないでしょうか。
テーマに沿ってプロローグが組んであり、曲に合わせて夜空を彩る花火は、見ていて本当に爽快です♪
宇品花火大会では、毎年、一般公募で選ばれた人がお願いできるメモリアル花火、そして名だたる花火師が魂こめて製作した名匠花火というものがあります。
メモリアル花火は、誕生日のお祝いや、お子様から祖父母へのプレゼント花火、婚約の決まったカップルが相手に贈る感謝の花火など、多種多様な花火を見ることもできます。
花火が上がる前に、アナウンスで公募の花火のエピソードが説明されますが、微笑ましさを感じるものもあれば、思わずクスッと笑ってしまう様なものもあり、通常の花火とはまた違った見方で見ることができると思います♪
名匠花火は、花火師の腕と気持ちがこめられた花火が打ちあがりますが、これまた通常の花火とは違い、花火師同士の腕とアイデアの見せ所となっています。
普段はなかなか見ることのできない特別な花火は、見るもの全てを虜にしてしまうくらいの
華麗さです。
そしてなんといっても、フィナーレを飾る怒涛の連続花火!!!
海上から『これでもか!!』と言わんばかりで連射される花火は、夜空全てを花火の色彩で埋め尽くさんばかりの弾け具合となっており、音・範囲・歓声全てが大迫力となっています!
花火大会の会場はどこ?便利なアクセス方法を解説!
宇品花火大会は毎年、広島港一万トンバースという広島市南区宇品海岸にて行われます。
近くにあるマツダの宇品工場やイオン宇品店が目印になります。
アクセス方法は下記の通りです(全て広島駅から)。
<広島電鉄>
・広島港行 海岸通電停で下車し、徒歩約15分程度(大人180円/片道)
<広島バス>
・紙屋町・御幸通り経由広島港行御幸松バス停で下車し、徒歩15分程度。
・紙屋町・ベイシティ経由グランドプリンスホテル行き 元宇品口バス停下車
(大人230~240円/片道)
<シャトルバス>
・広島駅発花火大会会場入口行き直行便(片道約15分ほど 大人240円/片道)
最も効率が良いのは、広島駅からシャトルバスで行くと、会場入り口前まで向かってくれるので、歩く手間は省けますのでおススメです!
車で行く事はできるの?
花火大会専用の駐車場はないため、最寄りのパーキングに停めることになります。
ただ、当日はどこもすぐに埋まってしまうので、おすすめはできません…。
会場の周辺は、駐停車禁止区域になったり、広い範囲での交通規制もかかり、行きも帰りも大渋滞することが予想されますので、公共交通機関を利用しての来場がベストです。
近くのイオンやゆめタウンで買い物ついでに駐車し、そこから花火を閲覧することも可能ですが、早い時間に行っておかないとあっという間に満車になりますので、あまりアテにはしない方が良いかと思います。
交通規制と駐車場
花火大会当日は様々な場所で交通規制が行われ、車両通行止めになる区間がたくさんあります。
そのため、会場まで向かうのであれば基本的にはバスか電車の二択になります。
2019年度の交通規制と電車やバスの交通機関に関しては下のリンクから確認しみてください。
そして、どうしても車で近くまで行きたいという場合に問題となってくるのが駐車場です。
この場合は、ゆめタウン広島や周辺のコインパーキングなどを利用するのがいいでしょう。
花火大会当日はゆめタウン広島の屋上駐車場からも花火を見ることができます。
※よく、宇品花火大会を見るなら黄金山がおすすめという情報がありますが、花火大会の時間は黄金山は車両通行止めになっているので注意してくださいね。
まとめ
宇品花火大会の魅力について記述しましたが、どんな人におすすめかを、5つをMAXとしてまとめると、
【一人でゆっくり】 ★★★
【幼児でも楽しめる】 ★★
【小学校低学年でも楽しめる】 ★★★★★
【カップルでのデートにおすすめ】 ★★★★★
【グループでワイワイ】 ★★★★
【年配者のいる家族連れで楽しめる】 ★★★★★
という感じでしょうか♪
これから夏真っ盛りとなり、花火が最も美しく見れる季節となります。
宇品の海岸沿いで潮風を浴びながら、暑さ吹き飛ぶ大迫力の花火に魅了されてみてはいかがでしょうか??