広島観光で絶対に外せないのが宮島の厳島神社と平和記念公園(原爆ドーム)。
世界遺産ということもあり、宮島と平和公園は多くの観光客が訪れます。
ただ、平和公園と宮島は少し離れた場所にあるので、
「平和公園から宮島まではどうやって行けば良いの?」
「原爆ドームを見た後で厳島神社に行くのに一番便利な交通手はなんだろう?」
という疑問を持っている人が多いです。
結論を先にお伝えすると、平和公園から宮島へ行く場合は「世界遺産航路」という高速船を使うのがベストです。
原爆ドームのすぐ側の川から乗れて宮島まで直行なので、一番簡単に宮島へ行けて、余計な移動の手間を省くことができます。
今回は平和公園(原爆ドーム)から宮島に直接渡れる、世界遺産航路という高速船を紹介するので参考にしてください。
平和公園(原爆ドーム)から宮島(厳島神社)へは直接行ける
県外の友達が広島に遊びに来る際に、『広島の観光地を案内してよ』と言われる事があるのですが、多くの場合、ホテルを広島市内に取っています。
そして市街地に近いということで初日に平和公園に行き、その後に宮島に行くというパターンが多いです。
そこで僕がおすすめしているのが、移動手段として平和公園から宮島へ直接行ける高速船を使うこと。
高速船の名前は『世界遺産航路』というのですが、その名の通り、平和公園(原爆ドーム)と宮島(厳島神社)を直接行き来できるようになります。
通常は平和公園からJRの「新白島駅」駅まで移動して、そこから電車+フェリーで宮島へ行くという方法が一般的です。
ただ、初めて来た場所で電車で移動したり駅を探すのって疲れますよね?
正直、フェリーで宮島に渡るより料金が割高になってしまうので地元の人はあまり利用しません。
ただ、観光で広島に来られた方には、時間と手間を短縮して平和公園(原爆ドーム)から宮島に渡れるのでおすすめです。
(料金については後で詳しく解説します。)
高速船の乗り方や乗り場を紹介
世界遺産航路の高速船乗り場は、原爆ドームから徒歩2〜3分の所にあります。
原爆ドームの横を流れる川が元安川という川なのですが、この川を少し下った所に橋があります。
その橋のすぐ下に見えるのが宮島までの高速船乗り場。
すぐ横にはおしゃれなカフェがあり、多くの人(外国人も多い)がお茶をしているのですぐに分かると思います。
大きな看板には川の遊覧船乗り場となっています。
この乗り場からは宮島までの高速船だけでなく、川からの景色を楽しむ『ひろしまリバークルーズ』という船もあるのでお間違えのないように(笑)。
宮島までの運行便は30分に1本くらいの本数があります。
基本的には予約が必要なので詳しくは公式ページで確認してください。
【平和公園と宮島を結ぶ】
そして、乗船する高速船が下記の写真。
川にいる間は町並みをじっくり楽しめるように、ゆっくり運行してくれるのでデッキに出ることも可能。
海に出てから宮島目指しての高速走行になります。
高速船は1度、原爆ドームの方に上り、そこから隣の本川に入って宮島を目指します(潮位などにより変更あり)。
そのため、船の中から原爆ドームを眺める事ができるので、写真を撮る場合は、絶好の場所から写真が撮れることになります。
実際に高速船から原爆ドームを眺めるとこんな感じになります。
渋滞や電車のラッシュに巻き込まれることなく、平和公園と宮島を1番効率的に観光できるルートなので、ぜひ利用してみてください。
ちなみに、宮島では通常のフェーリーが到着するフェリー乗り場より少し奥にある小さな船着場に到着します。
高速船の乗船料金と宮島までの所要時間は?
世界遺産航路の料金は中学生以上が片道2200円。
往復で購入すると4000円なので400円が割引されます。
所要時間 | 料金 | |
---|---|---|
平和記念公園→宮島 | 45分 | 2200円 (往復4000円) |
平和公園からJR+フェリーを使って宮島を往復する場合は1,400円程度なので、割高と言えば割高ですが、ただの移動手段ではなく、平和公園からのクルージングが楽しめるとなればコレはコレでありです。
平和公園と宮島間の所要時間は約45分。
- 平和公園から宮島まで簡単に行きたい。
- 半日で世界遺産を巡って広島観光を効率的にしたい
という方は、ぜひ世界遺産航路を利用してみてください。
広島駅や広島市内から高速船を使わずに宮島に行く方法は下記の記事で紹介しているので参考にしてください。