受験シーズン到来。
図書館などで最後の追込みに必死になっている学生を見ると、受験生だった頃を思い出します。
近所の神社に合格祈願のお参りに来ている学生が増えたような気がしますが、実は神様にも担当分野があるというのをご存知でしょうか?
それぞれの神様で司る能力(ご利益)が違うため、やみくもにお願いしても願いが届きにくい事もあるそうです。
そんな話を聞いて思ったのですが、実は宮島に受験の合格祈願にピッタリな場所があるので、今回はそのおすすめのスポットを紹介したいと思います。
受験勉強の神様?
例えば七福神の中でも芸能を司る弁財天や、金運や商売繁盛を司る恵比寿様といったように担当が分かれています。
お願いをする神様を間違えるというのは数学の先生に古文を習いに行くようなもの。
このように考えると、受験の合格祈願は学問の神様にお願いしたいですよね?
ところで、有名な学問の神様って誰だか分かりますか?
ほとんどの方が分かると思いますが、学問の神様と言えば菅原道真(すがわらのみちざね)です。
菅原道真は全国各地の天満宮(天神社)に祭られる『天神様』として有名。
実はこの天神社が宮島の厳島神社の中にあります。
この天神社は厳島神社天神社と呼ばれるのですが、毎年多くの受験生が合格祈願に訪れ、合格祈願祭なども行なわれています。
厳島神社天神社に行くには参拝料を払って厳島神社の中に入り、本殿を過ぎた大国神社のさらに奥、能舞台の回廊を挟んだ反対側へ向かいます。
厳島神社の中で一番奥にある神社で、朱色に塗られていないのでかえって目立つと思います。
場所が場所だけに観光客も少ないので、しっかりと受験勉強の誓いを立てて合格のお願いをしてみましょう。
一願大師
そしてもう1つお勧めなのが宮島の大聖院にある一願大師。
厳島神社を出て左手の坂を登ると見えてくる宮島最古の寺院なのですが、その境内の奥に人目を避けるかのように(看板は出てますが)一願大師があります。
これは名前の通り、1つだけ願いを叶えてくれる仏様なのですが、観光客がほとんど訪れない場所にあるので穴場スポットとなっています。
それでも知っている人は知っていて、一願大師には合格祈願や恋愛成就といった絵馬がギッシリ・・。
願い事を1つだけ叶えてくれるとなるとお願いする内容を迷ってしまいそうですが、合格を祈願するには最適な場所です。
合格祈願グッズ
今回ご紹介した厳島神社や大聖院では合格祈願のお守りを購入することができます。
自分用にお守りを購入するのもいいですし、受験生の子供やお孫さんへのプレゼントにも喜ばれます。
そして、合格祈願のお守りとしておすすめなのが、このブログでも紹介している『守り砂』。
実はこの守り砂は受験生の合格祈願にはとても理にかなったお守りとなっています。
守り砂は『願い紙』という紙に願い事を書いて財布などに入れて持ち歩けるタイプのものがあるのですが、この紙に願いを書くっていうのが本当に大事なことなんです。
これは多くの成功者が実践して、成功哲学の本にも書かれていること。
自分の願望は頭で思い浮べるだけではなく紙に書く。
そして、紙に書いた願い事は手帳や財布に入れて持ち歩いたり、見える場所に貼っておくことで自分の潜在意識に取り込むことができます。
受験勉強は色々な誘惑との戦いでもあります。
人間はずっと同じ事だけを考えるということはできないので、それを紙に書いて目に付く場所に置いておくと、受験勉強のモチベーションも下がりにくくなります。
私も少し前から目標を紙に書いて一覧にして置いているのですが、集中力維持にかなり効果があります。
そういった意味も守り砂は受験生にとって丁度いい合格祈願グッズ(お守り)だといえると思います。
お子さんやお孫さんへのプレゼントにもいいですね。
まとめ
受験勉強の合格祈願に行く場合は、勉学を司る神様にお願いするようにしましょう。
宮島では厳島神社内に厳島神社天神社という菅原道真を祭った神社と、大聖院に1つだけ願いをかなえてくれるという一願大師がおすすめです。
そして、願い事や目標は紙に書いてすぐに見れる場所に入れておくというのは、企業の社長さんなんかもやっている効果的な方法なので是非とも試してみてください。