みんなでワイワイと焚火を囲むのはキャンプの楽しみの1つ。
星空の下、火を見つめながらウイスキー(酒類ならなんでもいい)を片手に座っていると、心が癒されて幸せな気分になります(酔いのせいではない)。
焚き火がパチパチ弾ける音は最高のBGM。
そして、そんな極上の演出をしてくれるキャンプの心強い相棒がスノーピークの焚火台です。
ただ、スノーピーク製品はそこそこのお値段がするので、購入前にとにかく悩みますよね?
特に焚火台はS~Lサイズまであるので、どのサイズが自分にあっているのか判断が難しいところ・・・。
そこで今回は、私が実際にスノーピークの焚火台を使ってみ感想やサイズ選びの目安をお伝えしていきます。
スノーピークの焚火台のメリット
スノーピークの焚火台のメリットはとにかく丈夫だということ。
重量感があるので、一生使えるのではないかと思うくらいタフです(笑)。
まだ使用し始めて数年しか経っていませんが、すでにそんな気持ちにさせるスノーピークはやっぱりすごい。
多少乱暴に扱っても壊れる気配は微塵もありません。
そして、コンパクトにまとまるので収納時の姿がとても薄い。
(だからなおさら持った時の重さにびっくりするんですけど・・・)。
値段が高いという声もありますが、ずっと使えるものなので、この価格の価値はあると感じています。
使い込んでいくうちにどんどん変化していくのもかっこいいですしね。
後はスノーピークを使っているという優越感に浸れるのもメリットの1つ。
スタバでmacbookを開いてドヤってる人の気持ちが分かるような気がします(笑)。
デメリットは重さ
スノーピークの焚火台のデメリ ットはとにかく重いということ。
たまにバーベルを持ち運んでるんじゃないかと思うくらい重いです・・・。
ベースプレートと炭床を含めたLサイズの重量は11.7kgという、1才の男の子くらいの重さ。
これらが入ったバッグを肩にかけて砂浜や坂道などを歩いていると、絶望感を感じます(笑)。
オートキャンプ場とかだと問題ないんだけど、駐車場から遠い場所でのキャンプにはちょっと辛いですね。
焚火台のサイズの比較
次に、焚火台の横幅や高さ、重さを比較してみましょう。
サイズ別の一覧にするとこんな感じ。
サイズ | Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ |
---|---|---|---|
縦×横×高さ | 27×27×21cm | 35×35×24.8cm | 45×45×30cm |
焚火台だけの重さ | 1.8kg | 3.5kg | 5.3kg |
スターターセットの重さ | – | 7.68kg | 11.7kg |
本当は大きいに越したことはないんだけど、その分重さが重くなっていくので、この辺りのバランスを調整するのが焚火台を購入する時のポイントですね。
焚火台のサイズを選ぶ時の目安
では、サイズを選ぶ際の目安について詳しくみていきましょう。
まず、私が使っている焚火台のサイズはLサイズ。
購入時は大人数でのキャンプすることが多かったのでLサイズを買いました。
Lサイズは大きな薪でもそのまま投入して豪快に燃やすことができるところがGood。
真夜中の焚き火タイムはもちろんのこと、焼き網で肉や魚や野菜を焼いたり、ダッチオーブン(26cm)でピザやローストポークを作ったりできるので大活躍してます。
ただ最近は2人や3人といった少人数でキャンプをすることが多く、ガッツリBBQということも減った(年のせいではない)ので、正直に言うと「Lサイズはちょっと大きいなぁ」と感じてます(重いし・・・)。
大人数の時は重宝するけど、今は気軽に使えるMサイズへの買い替えも視野に入れています。
という訳で、ワタシ的には5人以上のキャンプが多ければ迷うことなくLサイズですね。
Mサイズ
Mサイズは2人~4人くらいにベストな大きさ。
焚火料理や、別売りのグリルセットを用いてのバーベキューなんかも楽しめます。
2人なら十分な大きさなので、カップルにはこのサイズがおすすめ。
ただ、4人でバーベキューメインの食事をする場合はちょっと小さいかもしれないので、バーベキュー重視の場合は4人でもLサイズがおすすめです。
大は小を兼ねるということで、迷ったらLサイズ。
Sサイズ
Sサイズは私の中では完全なソロキャン仕様。
バーベキュー台として使う場合は2人でも大丈夫だけど、やっぱりちょっと物足りない感じ。
焚き火の醍醐味は「燃えてる炎!」なので、2人以上で火を見つめるのであれば、Sサイズだとちょっとスケールが小さいかなぁ・・と思います。
「俺はソロキャン命!!結婚してもソロキャンしかいかないぜ!!」というのであればSサイズでもいいけど、2人以上になるならMサイズにしておきましょう。
焚き火をする以外の使い方は?
では、スノーピークの焚火台があれば具体的にどんなことができるのでしょうか?
オプション品を購入する必要がありますが、バーベキューはもちろんのこと、ダッチオーブンを放り込んでピザを作ったり焼きリンゴや丸ごと玉ねぎ焼き、焼き芋もできます。
私は近々バームクーヘンに挑戦したいと思案中。
「BBQロッド」という、焚火でソーセージやマシュマロを焼くためだけの道具も発売されているので、楽しみ方は無限にあります!
これを持ってたら、子供達のヒーロー間違いなし。
遊び心を真面目に商品化できちゃうところがスノーピークの良さですよね。
その他のオプション品
バーべキュー利用する場合は3段階の高さ調節で火力の調節が簡単にできるグリルブリッジ(L5,400/M:4,800円/税別)が必要になります。
その他にも、利用用途に合わせて下記のものを揃えましょう。
- 焼アミPro(L:5,600円・M:4,700円)
- グリルプレート黒皮鉄板(3,790円)
- 鋳鉄グリドルハーフ(8,800円)
- 焼アミステンハーフPro(3,600円)
- グリルプレートハーフ深型 (3,500円)
- チリトリ鍋(11,300円)
私は「ハーフでアミとプレートなんかもいいな~」と目移りしましたが、結局私はオーソドックスに焼アミをチョイス。
最初は、
「え、網がこんな高いの!?嘘でしょ!?バーべキューにたどり着くまでいくらかかるの!?」
と思ったけど、とても頑丈で使い捨てのように何度も網を買い換えるよりは良かったなと納得してます。
グリルプレートがあったら料理の幅も広がるけど、荷物が重くなっちゃうから考え中(笑)。
初心者はスターターセットがおすすめ
スノーピークの焚火台は色々と買い足さなきゃいオプション品があるので、最初は何を買おうか悩んでしまうと思います。
炭床がないと焚火台だけではバーべキューができないし、単品には嘘みたいにペラペラの袋しかついていないので、絶対に頑丈な収納ケースが必要になります。
なので初心者の方は、まずスターターセットと呼ばれるセットを購入するのがおすすめ。
- 焚火台
- 焚火台ベースプレート
- 炭床Pro
- コンプリート収納ケース
という必要最低限のものがセットになっているので、最初にこのセットで揃えて、後は好みで必要なものを買い足していくのがおすすめです。
焚火台の片付けや手入れって大変?
スノーピークの焚火台は高価なものではありますが、基本的にタフな奴だと思っているので、お恥ずかしながらとっても雑に扱っています(笑)。
焚火台は、焚き火をするだけだったらすごく汚れるわけでもないので、熱が冷めた後にウエットティッシュなんかでちょちょっとふいて収納。
BBQなどに使ったアミはステンレスたわしでガシガシ洗ってます(その後、オリーブオイルを塗る)。
壊れる心配がないし、気を使わずに扱えるので管理や手入れが特に大変だぁ~と思ったことはありません。
使えば使うほど味が出てくるのが良いです(すべてが「味」となる)。
スノーピーク以外の焚火台で気になるもの
最近ちょっと気になっているのは、スノーピークのタフでヘビーな焚き火台とは真逆をいっているような、モノラル「ワイヤーフレーム」という布製の焚火台。
まず布という意外性。
そして1kgを切るという軽さ。←ココ重要。
スノーピークと真逆で繊細でオシャレなこの焚火台も良さそう。
耐熱クロスは劣化にともなって交換しなくちゃいけないみたいだけどね。
まとめ
キャンプの夜を彩る焚火台。
焚き火なくしてキャンプは語れません。
スノーピークの焚火台はちょっと思い切った初期投資は必要ですが、一度揃えてしまえばあとは半永久的にお付き合いすることができるので、後悔することはないと思います。
デザインの良さ、耐久性、使い勝手、バランスの良い商品なので、私は気に入っています。