広島市民の8月の楽しみといえば宮島水中花火大会。
よくある花火大会と違い、世界遺産・宮島厳島神社をバックに何とも言えない風情を醸し出してくれる、私の大好きな花火大会です。
2019年(平成31年)は8月24日(土)の開催が決定しています。
花火大会当日は多くの人が訪れるので宮島周辺は大混雑。
そのため宮島に渡って花火を見るか、宮島に渡らずに花火を見るかが場合なポイントになってきます。
今回は宮島と対岸で比較的空いている穴場スポットをご紹介するので参考にしてみてください。
2019年の宮島花火大会の日程
最初にもお伝えしましたが、2019年は下記の日程で花火大会が行われます。
日時:2019年8月24日(土) 19時30分~20時30分
場所:厳島神社大鳥居沖合の船上
打上げ数:約5,000発
花火打ち上げの様子はこんな感じ。
ほんとに幻想的な雰囲気ですよね?
花火大会当日の宮島は大混雑しますが、それでも宮島に渡って花火を見るだけの価値はあります。
詳細記事⇒宮島花火大会当日はこんな感じ!大混雑の様子をレポート!
という訳で、まずは宮島に渡って花火をみる場合の穴場スポットを紹介していきます。
有料観覧席
宮島に渡ると有料観覧席というのが設けられています。
有料観覧席は電話予約で先着順の受付。
2019年は7月1日の午前9時から受付が開始されます。
特別観覧席(有料席)の申込みは下記になります。
平成31年7月1日(日)午前9時より電話で受付開始
お申込先:宮島水中花火大会実行委員会(宮島観光協会内)
TEL(0829)44-2011
料 金:1席 6,000円(1本のお電話で6席まで申込可)
引用:宮島観光協会HP
予約開始と同時に電話が殺到するので、有料席をゲットできる確立は低いですが、プレミアムチケットを手に入れることができるチャンスなのでダメ元で狙ってみるのも良いかもしれません。
ちなみに下の写真が有料観覧席からの眺め。
海上に浮かぶ台(コンテナ?)の設置作業の途中ですが、ココに音響設備が設置されます。
当たり前の話ですが、花火は画像の左側の部分で打ち上げられるので、有料席からの眺めは抜群にいいです。
宮島で花火を見る時の穴場スポット
もちろん有料観覧席が一番の特等席となりますが、席が取れなかった場合は他の穴場スポットを探しましょう。
厳島神社に向かう参道は信じられないくらいの人の多さで、ゆっくり花火なんか見られるような状況ではありません。
そこでおすすめできるのが下記のスポットです。
宮島水族館裏
最近ではちらほら話を聞くようになりましたが、有名な穴場スポットは宮島水族館の裏手。
「有名なら穴場じゃないじゃん」という声も聞こえてきそうですが、花火大会当日に宮島に渡ると、厳島神社周辺やフェリー乗り場近くはとにかく人でごった返しています。
しかし宮島水族館はフェリー乗り場から見てかなり奥。
なので、水族館周辺まで足を運ぶ人は少く、少し早目に行くだけで比較的落ち着いて花火が見れるので、穴場としてオススメできます。
さらに足場もよく、座って花火を見ることができるのでとても環境のいい場所です。
水族館周辺には大元公園や広場があるので、子供が多少はしゃぎ回っても安心です。
花火大会当日も「宮島水族館の裏は比較的空いてますよ~」というアナウンスが流れていました。
なので、到着が遅れて見る場所がない・・・という時は、宮島水族館を目指しましょう。
多宝塔の背後の山は好ローケーション
花火大会当日に絶好のロケーションで花火が見られるのが多宝塔。
多宝塔の斜面を少し登ることができるのですが、そこから大鳥居方面を見下ろすと、とてもいい角度で全体を眺めることができます。
この角度で花火を見たら最高だと思いませんか?
山の斜面でかなり狭いので、スペースを確保するのが難しいかもしれませんが、花火大会当日に挑戦してみる価値はあります。
あと、宮島は高台がけっこうあるので、島内を歩いてみると意外な穴場を発見する事があります。
聚景荘の広場
多宝塔よりさらに奥にある旅館聚景荘。
この聚景荘の横に広場があるのですが、ここからも海が見下ろせるので花火の際には絶好の穴場ポイントとなります。
少し海から離れるので迫力は減るかもしれませんがそれでも全然見やすい場所です。
光明院前
実際に花火大会当日に行ってみたことがないので、もしかすると人は多いかもしれませんが、桜の時期にお花見客で盛り上がる光明院前も海の眺めが良い場所です。
花火見物客の多くが海岸(海の近く)で花火を観賞しているので、少し足を伸ばして穴場を発見してみましょう。
宮島に渡らずに花火を見る時の穴場スポット
宮島競艇場
一方で宮島に渡らずに花火を見たいという人も多くいます。
宮島に渡らずに花火を見るのであれば、宮島花火大会の当日に無料開放される宮島競艇場がおすすめです。
駐車場も無料で、席に座って花火を見ることができるので観賞スポットとしては申し分ありません。
チューピーパーク
宮島から少し離れますが、高台から花火を見下ろす形になってとても見やすいのがチューピーパーク。
有料(1000円)ですが駐車場もあり、大混雑という訳ではないのでストレスなく花火観賞ができる穴場スポットです。
チューピーパークにはプールもあるので、朝から出かけてプールで遊び、夕方から花火を見るというのがおすすめです。
1日しっかり遊べば駐車場の料金も気にならないのでは?
地御前海岸
宮島から広島市内寄りに進んだ場所にある地御前という海岸。
この場所からも宮島の花火を見ることができます。
宮島まで距離がありますが、それでも十分見ごたえのある距離感です。
逆に宮島から離れている事で渋滞などに巻き込まれる可能性も少なく、花火観賞に対してストレスを抱くことも少ないと思います。
おすすめしない場所
花火大会の観覧スポットや穴場を紹介するサイトに、宮島口やフェリー乗り場近くのコンビニやレストランの駐車場を紹介しているものがあります。
しかし、宮島に渡るフェリー乗り場がある国道2号線は大渋滞するので、私は車で花火を見に行く事は絶対におすすめしません。
本当に車がほとんど進まないので、せっかくの感動が帰りの渋滞で吹き飛びます(笑)
しかも、店舗の方が花火大会用に駐車場や場所を開放しているのであればいいのですが、そうでなければマナーとしてどうかという問題があります。
なので電車で宮島口まで行って付近の海岸から花火を見る、もしくは先程紹介したように少し離れた場所から花火観賞するのが一番ストレスが少ないのではないかと思います。
経験した事があるので声を大にして言いますが、宮島に向かう道(国道2号線)の渋滞は普段でも本当に凄まじいものがあるので、現地まで車で向かう人はそれなりの覚悟をしておきましょう(笑)
混雑を避けて宮島に渡る方法
花火大会当日の宮島は大渋滞になります。
ハッキリ言って、午後になるとフェリー乗り場前の国道2号線はほとんど車が動かない状態になります。
そこでおすすめなのが、観音のマリーナホップや平和公園から宮島に渡ること。
実は、マリーナホップから宮島まで高速船が出ているので、25分くらいで宮島に渡る事ができます。
花火大会終了時間には運行が終わっているのが残念なのですが、行きの片道だけでも宮島に渡る混雑を回避する事ができます。
料金はちょっと高めですが、大混雑の中、宮島口のフェリー乗り場まで行く事を考えればお得です。
こんな時こそ、臨時便を出してでも運行すれば便利だという事で人気が出そうですが、問い合わせてみたところ花火大会だからといって臨時便の運行はないそうです。
花火大会当日の交通規制
宮島花火大会当日は交通規制が設けられます。
16~21時、国道2号線より宮島口桟橋へのすべての幹線道路は車両通行止めとなるので、宮島に渡る or 近くまで車で行くという方は注意が必要です。
花火大会当日に車で宮島に行く場合の駐車場情報は下記の記事にまとめたので参考にしてください。
地元の人に聞いた宮島花火大会の当日の賢い駐車場の利用方法!!
また、花火大会当日の宮島の混雑具合は下記の記事でレポートしています。